QAnywhere は、以下のアプリケーション間通信機能とコンポーネントで構成されています。
プログラミング API オブジェクト指向の QAnywhere API は、Windows デスクトップ向けや Windows CE デバイス向けのメッセージング・アプリケーションを構築するためのインフラストラクチャとして使用できます。
蓄積転送 QAnywhere アプリケーションは、クライアントとサーバの間の接続が確立されてデータ送信が可能になるまで、キューにメッセージを格納しておきます。
データ同期の補完 QAnywhere アプリケーションは、リレーショナル・データベースを一時的なメッセージ・ストアとして使用します。リレーショナル・データベースを使用することで、メッセージ・ストアのセキュリティ保護、トランザクション・ベースのコンピューティング、およびリレーショナル・データベースのその他の利点が得られます。
Adaptive Server Anywhere リレーショナル・データベースをメッセージ・ストアとして使用すると、QAnywhere とデータ同期ソリューションを容易に組み合わせることができます。これは、どちらも Mobile Link 同期を使用して、クライアント/サーバ間情報交換の基本メカニズムを実現しているからです。
外部メッセージング・システムとの統合 QAnywhere アプリケーション間でメッセージ交換を実現できるだけでなく、JMS インタフェースをサポートする外部メッセージング・システムに QAnywhere クライアントを統合することもできます。
暗号化 メッセージは 128 ビット暗号化キーを使用して暗号化されます。また、AES アルゴリズムを使用してメッセージ・ストアを暗号化することもできます。
圧縮 メッセージは、LZ77 アルゴリズム (デフレーション・アルゴリズムの 1 つ) を使用して圧縮してから格納できます。これによって、広く普及している LZW アルゴリズムでときどき見られる圧縮データの膨張が軽減されます。
認証 組織に導入済みの別のアプリケーションで提供されている既存の認証サービスを使用して、ユーザを認証できます。
複数ネットワーク対応 QAnywhere は、TCP/IP または HTTP をサポートしている有線ネットワークまたは無線ネットワークのすべてで動作します。
フェールオーバ 複数の Mobile Link 同期サーバを実行し、いずれかのサーバで障害が発生したときに代替サーバに処理が引き継がれるようにすることができます。
複数のキュー クライアント・デバイス上で任意の名前のキューを複数使用できるので、1 つのデバイスで複数のクライアント・アプリケーションを実行できます。アプリケーションは、任意の数のキューを使用してメッセージを送受信できます。メッセージは、同一デバイスで動作しているアプリケーションの間だけでなく、それぞれ異なるデバイスで動作しているアプリケーションの間でも交換できます。
サーバによって開始されるメッセージの送受信 QAnywhere を使用すると、クライアント・デバイスにメッセージをプッシュできるので、クライアント・アプリケーションにメッセージ駆動型のロジックを実装できます。
メッセージ・ストア管理ルール メッセージの送信を実行するタイミングを指定したり、メッセージ・ストア内のメッセージの持続性をカスタマイズしたりするためのルールを作成できます。
再開可能なダウンロード サイズの大きなメッセージやまとまった量のメッセージがある場合、それらのメッセージは少しずつ QAnywhere クライアントに送信されます。これによって、ネットワーク障害が発生した場合のデータの再転送が最小限に抑えられます。
配信の保証 QAnywhere を使用すると、メッセージが確実に重複なく配信されることが保証されます。
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