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QAnywhere ユーザーズ・ガイド

QAnywhere クライアント・アプリケーションの作成

QAnywhere クライアント API の初期化


QAnywhere を使用してメッセージを送信または受信する前に、次の初期化処理を実行する必要があります。

C++ アプリケーションの設定 

QAnywhere クライアント API を初期化するには、次の手順に従います (C++ の場合)。

  1. QAnywhere ヘッダ・ファイルをインクルードします。

    #include <qa.hpp>

    qa.hpp には、QAnywhere のさまざまなクラスが定義されています。

  2. QAnywhere を初期化します。

    そのためには、QAManager オブジェクトを作成するためのファクトリを初期化します。

    QAManagerFactory *   factory;
    
    factory = QAnywhereFactory_init();
    if( factory == NULL ) {
          // fatal error
    }
  3. QAManager オブジェクトを作成します。

    デフォルトの QAManager オブジェクトを作成するには、次のようにします。

    QAManager *   mgr;
    
    // Create a manager
    mgr = factory->createQAManager( NULL );
    if( mgr == NULL ) {
      // fatal error
    }

    QAManager オブジェクトは、プログラムで、またはプロパティ・ファイルを使用してカスタマイズできます。

  4. QAManager オブジェクトを初期化します。

    qa_bool  rc;
    rc=mgr->open( 
         AcknowledgementMode::IMPLICIT_ACKNOWLEDGEMENT ) )

    open メソッドの引数には、メッセージの受信確認方法を示す受信確認モードを指定します。これは、IMPLICIT_ACKNOWLEDGEMENT または EXPLICIT_ACKNOWLEDGEMENT でなければなりません。前者は暗黙的な受信確認モードを意味します。このモードの場合、メッセージはクライアントで受信されるとすぐに受信確認されます。後者は明示的な受信確認モードを意味します。このモードの場合、QAManager の acknowledgement メソッドを呼び出してメッセージを受信確認する必要があります。

    詳細については、QAManager クラスを参照してください。

.NET アプリケーションの設定 

Visual Studio .NET プロジェクトを使用するには、次の 2 つの変更を行う必要があります。

これらの作業を行った上で、QAnywhere クライアント API を初期化してください。

Visual Studio .NET のプロジェクトに QAnywhere .NET API への参照を追加するには、次の手順に従います。

  1. Visual Studio .NET を起動し、プロジェクトを開きます。

  2. [ソリューション エクスプローラ] ウィンドウで、[参照設定] フォルダを右クリックし、ポップアップ・メニューから [参照の追加] を選択します。

    [参照の追加] ダイアログが表示されます。

  3. [.NET] タブで、[参照] をクリックして iAnywhere.QAnywhere.Client.dll を見つけます (デフォルト・ロケーションは、¥Program Files¥Sybase¥SQL Anywhere 9¥win32 です)。DLL を選択して [開く] をクリックします。

    Windows と Windows CE にはそれぞれ異なるバージョンの DLL があるので注意してください。

  4. DLL がプロジェクトに追加されているかどうかを確認できます。[参照の追加] ダイアログを開き、[.NET] タブをクリックします。[選択されたコンポーネント] リストに iAnywhere.QAnywhere.Client.dll が表示されます。[OK] をクリックしてダイアログを閉じます。

    プロジェクトの [ソリューション エクスプローラ] ウィンドウの [参照設定] フォルダに DLL が追加されます。ソース・コードのデータ・プロバイダ・クラスを参照します。

コード内で QAnywhere .NET API のクラスを参照するには、次の手順に従います。

  1. Visual Studio .NET を起動し、プロジェクトを開きます。

  2. C# を使用している場合は、プロジェクトの先頭にある using ディレクティブのリストに次の行を追加します。

    using iAnywhere.QAnywhere.Client;
  3. Visual Basic .NET を使用している場合は、プロジェクトの先頭で行 Public Class Form1 の前に次の行を追加します。

    Imports iAnywhere.QAnywhere.Client

    この行は必須ではありません。しかし、この行を追加すると、QAnywhere クラスの省略形を使用できます。この行を追加しない場合は、次のように完全なクラス名を指定してください。

    iAnywhere.QAnywhere.Client.QAManager 
    mgr = 
     new iAnywhere.QAnywhere.Client.QAManagerFactory.Instance.CreateQAManager(
    "qa_manager.props" );

    一方、追加した場合には、次のようにクラス名を指定できます。

    QAManager mgr = QAManagerFactory.Instance.CreateQAManager(
     "qa_manager.props" );

    このコードではクラス名を省略形で指定しています。

QAnywhere クライアント API を初期化するには、次の手順に従います (.NET の場合)。

  1. iAnywhere.QAnywhere.Client ネームスペースをインクルードします。

    using iAnywhere.QAnywhere.Client;
  2. QAManager オブジェクトを作成します。

    デフォルトの QAManager オブジェクトを作成するには、次のようにします。

    QAManager mgr;
    mgr = QAManagerFactory.Instance.CreateQAManager( null );

    プロパティ・ファイルを使用して、カスタマイズされた QAManager オブジェクトを作成することもできます。次のように、CreateQAManager メソッドの引数としてプロパティ・ファイルを指定します。

    mgr = QAManagerFactory.Instance.CreateQAManager( 
      "qa_mgr.props" );

    qa_mgr.props は、リモート・デバイス上に存在するプロパティ・ファイルの名前です。

  3. QAManager オブジェクトを初期化します。

    mgr.Open(
       AcknowledgementMode.EXPLICIT_ACKNOWLEDGEMENT);

    open メソッドの引数には、メッセージの受信確認方法を示す受信確認モードを指定します。これは、IMPLICIT_ACKNOWLEDGEMENT または EXPLICIT_ACKNOWLEDGEMENT でなければなりません。前者は暗黙的な受信確認モードを意味します。このモードの場合、メッセージはクライアントで受信されるとすぐに受信確認されます。後者は明示的な受信確認モードを意味します。このモードの場合、QAManager の acknowledgement メソッドを呼び出してメッセージを受信確認する必要があります。

    詳細については、QAManager クラスを参照してください。

これで、メッセージを送信する準備ができました。


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